昨日から45歳以上が可能になったので、インドのコロナワクチンを接種してきました。
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病院で、可愛らしい技師さんが接種してくださいました。
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エリザベス女王じゃないけどちっとも痛くなかった☺️。
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そして、45歳以上の初日なのに、そんなに混んでおらず、むしろインドらしいのんびり感があり、私の前に受けた男性は、接種後自撮りポーズ作りに専念していました(記念日にしたい気持ち、なんか、わかるわ〜、だってこの一年、一大事だったもんね)。新しいワクチンのリスクは覚悟。それよりもせっかく健康なのだから、少しでもこの疫病を治めるための役に立ちたいという気持ちの方が強いです。




さて、1回目接種までのメモをコロナワクチン備忘メモです。実は私、メモ魔なんです😅。
コロナワクチン備忘メモ
◉3月23日
インド新規感染者数47,262人。連邦会議で、4月1日から、45歳以上のワクチン接種を決定。
同日夜、夫が私のワクチン接種意思を確認。
◉3月25日
インド新規感染者数59,188人。夜、夫がもう一度私の意思確認。アプリで予約。この日に4月1日のワクチン接種予約終了。
◉3月26日 
コロナワクチンについて勉強。
今はたくさん説明動画があってありがたい。
医療用語は、カタカナとアルファベットで記されるので頭に入ってこない。そんな私でも幾つか何度も(何度も繰り返さないと名前がちんぷんかんぷん)見ているうちに3種類のワクチンの違いがわかってきた。
 ☆これまでのワクチン
 ☆mRNA/モデルナ、ファイザー社など
 ☆ウィルスベクター/アストラゼネカ社のワクチン、インドのcovishield(私が接種するだろうワクチン)など。
悪戯に感情で怖がるのではなく、理解してからリスクを把握したい。
いくつか見て、これが私の頭にはストンと入ってきた↓
首相官邸が発信したmRNAワクチンの動画は、短くてわかりやすい(超低温管理が求められるため、インドでは不可能だから関係ないケド)。
   ↓
https://youtu.be/f_lOgMCYnbo

*インドで主に接種されるウィルスベクターの動画が現在まで制作されていないのは、厚労省は最初の期間、日本ではmRNAで行こうと考えているのかナ?
*インドは酷暑だから、温度管理がしやすいウィルスベクターワクチンしか選択肢がないが、日本はきっちり温度管理が出来るだろうから、ウィルスベクター式よりも有効性が高いmRNAワクチンを接種できそう。

◉3月29日静かなホーリー。

◉4月1日、接種日。
パスポートと予約プリントを持ち
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筋肉注射をしてもらいやすい服装で出かける。
入り口で年齢は45歳以上かを聞かれたが、予約プリントは一度も見せる場面がなかった。それより必要なのは携帯電話番号。
しばし外で待つ。
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皆さん、スマホを見ていますが、ゲームをしているのではなく、おそらくインドのコロナアプリ(Aarogya Setu)の確認をされているのだと思います。

受付は少し面倒。夫曰く、彼が受けたMax1の方が親切だった。
支払いは接種前。250ルピー/400円以下。
院内は静か。清潔。涼しい。
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午後4時接種。ワクチンはcovishield。
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筋肉にむにむにむに薬が入る痛みを予測していたが拍子抜けするほど痛くない。
その後、腕が重だるくなる。夜は不味い料理を作ってしまった(副作用と認められるかナ😆)。
◉4月2日 元気に目覚める



インドのコロナアプリ
日本の接触アプリにあたる、インドのコロナアプリAarogya Setuが優秀です。アプリを開けると始めのページの左下にCall Helplineがあり、そこをタップするとヘルプ・ミーの電話ができる。モディさんのお元気な姿が安心感を与えています。
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これが自宅近隣の接種医療機関を教えてくれるばかりか、接種後数分で接種証明まで届くシステムになっています。
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15分の待機中に届いた証明書B20B3926-3A6C-4D3B-9567-47494D27AED3
接種後の15分待機の部屋
またこのアプリは、マイナンバーではなく、携帯電話番号を登録することで、私のような外国人も含め、2回目のワクチン終了までケア出来るシステムになっています。




さて、こうなるとアプリについていけない世代はどうなるのだろうと思ったのですが、例えば息子が年老いたお父さんやお母さんの予約も簡単にできるようになっています。その証拠に、私のケースも、良人が私の隣でスマホ予約をし、昨日の接種となりました。インドIT凄いです(もちろん、良くないところもあります。これだけでなくアプリの優秀さに私を含め使う人が上手について行けてない気がします。その弊害をフォローするのは人間力だけどその点が……自戒を込めて)。

一方、母国の「ワクチン接種券が発送され…」というニュースを読んでいると、「えっ、郵便?」と、心配になってしまう。日本のマイナンバーは、こうした時に役立つアイテムだと考えたので支持していたのですが、もう導入されからずいぶん時がたっているのに、今現在マイナンバーを持っていけば自治体で、接種する権利のある人がサクッと接種できるシステムになっていない事が残念です。郵送する労力をIT技術について行けない人をフォローする方へ回せないものか。例えば各病院や自治体に、IT案内を置くとか…。そうした人材をどんどん育てて責任あるポストを創るとか。
また、使いやすい親しみやすいアプリ作りは厳しい受験戦争で勝ち抜いた賢さとは違う感性が求められると思うので、思い切った人選をしていただきたいです。日本にも、台湾のIT大臣オードリー・タンさんみたいな逸材が若い世代に眠っているはず!と、信じています。若者のIT能力を信じ活用し、出来る手続きは迅速にして、昨年からずっとずっとコロナ現場で体力と神経をすり減らす医療関係の方の労力を減らしてほしい…
母国への憂いはなるべく口にしないようにと心がけていたのですが、つい…自分の国が大好きだから頑張って!って気持ちです。


良人が接種した時の様子です↓。彼は今月2度目の接種をする予定です。

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